ドの音をひとつ伸ばして、ビブラートをオンにする。カチッ。音がゆらゆら揺れ始めて、急にジャズらしくなる。この感覚がこのページのすべてである。音はすべてブラウザ内で合成される — ノコギリ波を出発点に、楽器本体の共鳴を模したバンドパスフィルタ(Q=1,2)を通し、4.200 Hz のローパスで角を丸め、5,2 Hz のビブラート LFO が音を揺らす。C4 から B5 までの 14 の音符が、簡略化されたサックスキーシステムのように配置されている。本物のサックスは 1846 年にアドルフ・サックスが考案した比較的新しい楽器で、金属の管とリードでできている。このページはその管やリードを再現するのではなく、ジャズや吹奏楽で耳に残る「あの音色」の輪郭を、波形とフィルタの組み合わせで描く。リードの摩擦音までは再現しない — あくまで「サックスらしい音」を、クリック一つで鳴らせるのが正体だ。
弾き方は単純だ。ノートボタンをクリックするか、キーボードのキーを使う(1-4 / Q-R / A-F / Z-V の並び)。伸ばしたい音の上でビブラートを切り替えると、急にジャズらしくなる。ピッチベンドのスライダー(±200 セント=全音ひとつ分)を音の出だしで下から上へ滑らせると、サックス奏者がよくやるスクープができる。録音ボタンを押して一通り吹いてから、WAV として書き出すのが基本の流れ。キー配置は本物の運指を再現したものではない — 音を並べたボタン列だ。だから運指の練習にはならないが、頭の中のメロディを「それっぽく」鳴らすには十分。実音 C4-B5 はアルトサックス基準の音域で、本物のサックスが持つ二オクターブ半のうち真ん中あたりに相当する。テナーのように五度低い音を期待しないこと。逆に言えば、この音域はサックスのいちばん「歌う」レンジで、スタンダードジャズのメロディの大半はここに収まる。
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いいえ、リードの音はブラウザ内で合成されます。ダウンロードも登録も不要です。
C4 から B5 までの 14 音です。実音表記で、アルトサックスの真ん中あたりの音域に相当します。
はい、[録音] を押して再生し、WAV としてダウンロードします。
はい、指で音符ボタンをタップします。
はい、完全に無料です。回数制限もありません。
ノコギリ波+ボディ共鳴用のバンドパスフィルタ(Q=1,2)+4.200 Hz のローパス+5,2 Hz ビブラート LFO の組み合わせです。録音済みのサンプルは一切使っていません。
なりません。音がボタン列に並んでいるだけで、本物のサックスのキー配置は再現していません。音を鳴らす楽しさとメロディ遊びに向いたツールです。
5,2 Hz です。ボタン一つでオン・オフでき、伸ばす音にだけかけるのがコツです。
±200 セント、つまり全音ひとつ分です。音の出だしで下から上へ滑らせるとスクープの効果が出ます。
いいえ。実音 C4-B5 のアルト基準の音域ひとつだけです。テナーサックスはこの五度下、バリトンは一オクターブ下の音域になります。
ト音記号の実音表記ならそのまま。サックス用の移調譜(変ホ管の記譜)は半音ずれるので、実音のメロディを目安に弾いてください。
キーの列(1-4 / Q-R / A-F / Z-V)に音符が割り当てられています。ページ上の案内を確認しながら弾いてください。
Web Audio で鳴らしているので、指と音のズレはほぼ感じません。Bluetooth イヤホンは機器側の遅延が出るので、内蔵スピーカーか有線イヤホンが確実です。
むしろ初心者向きです。鍵盤の音を並べただけなので、ドレミのボタンを順に押すだけで曲になります。運指の癖がつく心配もありません。
ビブラートとスクープの二つです。サブトーンやグロウルのような高度な奏法はありません。それでも「サックスらしさ」の大部分はこの二つでできています。